オンラインで音楽をプロモーションすることがどれくらい重要なのか,今では誰もが知っていることでしょう。
新作をリリースしたら,
メールを書いたりソーシャルメディアに投稿したり,リンクをシェアすることに多くの時間を割くのがイマドキのやり方です。
しかし,プロモーションの世界は広大なので,オンラインのチャンネルに集中しすぎると簡単に見落としてしまうものがあります:現実世界
オフラインでの音楽のプロモーションは,いまだに最も重要な要素の一つです。
それでは,なぜオフラインのプロモーションがいつの時代でも重要なのか,5つの理由を挙げていきましょう。
1.フォロワーは”フォロワー”という存在ではなく人間である
デジタル音楽配信のダッシュボードには,全ての反応が統計という形で表示されていますが,これらの動きは追うべき重要な数字ではありません…これは貴方の音楽を聴いてるリアルな人間なのです。
あなたの作品を高く評価する人に直接会うことは,千載一遇のチャンスです。
あなたの作品を高く評価する人に直接会うことは,千載一遇のチャンスです。
時には,気軽に聞いているだけだった人が,5分話しただけで熱烈なファンに変わる事もあります。
だからショウのあとは皆さんに挨拶して回る時間をとりましょう。来てくれたことに感謝の意を伝えるのですーー誰にでもできることですよね!
実生活での出会いの価値は,オフラインだけにとどめておくものでもありませんーーショウですることと同じように,コメントに返事したり,議論を開始したり,ファンと交流したりしましょう。
大事なこと:実生活での交流はいつだって良いものです。しかし,この考え方はオンラインでも同じように役立ちます(特に遠く離れたファンにとっては)
2.口コミこそリアル
世界中のターゲティング広告を買ったとしても,良き友からのアツいレビューにはかないません。
世界中のターゲティング広告を買ったとしても,良き友からのアツいレビューにはかないません。
世界中のターゲティング広告を買ったとしても,良き友からのアツいレビューにはかないません。
今でも人々はどんなマーケティングキャンペーンより,知り合いの意見を大事にしています。
さらに,他の人に好きな音楽の話をしたりしますーーあなたの音楽が話題のネタを提供するべきでしょう。
あなたの音楽がより実生活での社会の輪で広まるほど,口コミで広まるのが早くなります。
だから,あなたの属するコミュニティーに気を配り,繋がりをもちましょう。自分のプロジェクトよりも大きな何かに参加して,その一部となりましょう。
3.自分の存在感はアートワークと同じくらい重要
あなたは自信満々に傑作アルバムを完成させたかもしれません。しかし,多くの人々は,あなたが制作中のトラックに持ったような思い入れと同じ思いは持つことはないでしょう。
大抵の場合,あなたは自分が何者であり,その音楽がどこから来ているのか,それらを実社会における自分の存在感に繋いでいく必要があります。
オフラインでの繋がりは,あなたの物の見方を人々に知ってもらうための窓となります。そうすることで自分の音楽を文脈で捉えてもらいやすくなります。
リスナーにあなたが何者であるか知ってもらうには,自分のトラックが手がかりになりますので,人前で音楽に関係する現場ではいつでもベストを尽くしましょう。これはショウやイベント・フェスやラジオから地元でのパーティーにも当てはまることです。
リスナーにあなたが何者であるか知ってもらうには,自分のトラックが手がかりになりますので,人前で音楽に関係する現場ではいつでもベストを尽くしましょう。これはショウやイベント・フェスやラジオから地元でのパーティーにも当てはまることです。
自分のサウンドの案内役はあなたです。どの瞬間も,どうやって自分の音楽を実生活で表現していくか,そして一人の人間として自分の音楽がどうしたら素晴らしいものになるか,よく考えてみましょう。
4.生の音楽に勝るものは無い
有意義な音楽体験はオンラインでも起きていますが,それは素晴らしいパーティーやヤバいライブが残す強い印象には到底及びません。
人は時として,メッセージを得るためにライブを観に行くのです。
あなたのベストトラックの非凡さも,アルゴリズムで生成されたプレイリストの中でありふれたものになったり,オンラインコンテンツのノイズの中に埋もれていく事があります。
しかし,イベントは生の現場ーーそして音も大きいです。
あなたがリスナーに関心を持って貰える場所です。あなたの音楽の全てのレイヤーやインパクトを展示しているのです。
だからプランを立てて,イベントでプレイすることを大事にしましょう!
5.レベルアップするには人と会うことが必要的
さて,ネットワーキングについても話す必要がありますね。私たちはこれがいかに重要か知っています。
しかし,それをSNSアプリの機能として捉えるのではなく,本来のネットワーキングとは何か考えてみましょう:それは人と知り合うこと
あなたは,音楽的に次のステップに到達することを助けてくれる人を必要としています。彼らと同じ目線で会うのですーーそこから何か抜き取ろうとする番人ではなく。
そしてこれは,業界のプロだけでなく全ての人に言えることです。生の音楽の黄金律は,オーディエンスの中に誰がいるのかわからないことにあります。
たとえソールドアウトした会場でプレイしようが,スロットマシンに夢中で背を向けている3人しかいなかろうが,できる限りベストのパフォーマンスを届ける必要があります。
それはアーティストとしてプロであるための重要な部分です。客が入ってないとうぬぼれた不満を言って手を抜くことを好む人はいませんーーリスペクトがないですよね!
オフラインを歩こう
日常生活の大部分はオンラインであり,そこには自分の音楽プロモーションにできることが山ほどあります。しかし2018年でさえオフラインでの仕事を欠かすことはできません。
ネットワーキングもしくはライブパフォーマンスをする時は,これらのオフラインプロモーションの実践することを習慣づけていきましょう。
そうすることで,現実社会がどれだけの事を自分の音楽にもたらすか驚くことでしょう。